ピアノの楽譜を読んで練習するのが楽になる方法
- くみせんせい
- 6月29日
- 読了時間: 2分
更新日:7月8日
楽譜を読んでピアノを弾く時に、初めの頃は曲も短く音符の数も少ないので楽なのですが、だんだん曲が長く難しくなり、音符の数も増えてくると、楽譜を読むのに時間がかかって大変になってきますよね。
特にピアノの楽譜は他の楽器より情報量が多く、一つ一つ読んでいくのはめんどくさい、分からないとなり、これが楽譜を読むのが苦手になる原因のひとつになります。
ではどうしたら楽譜を楽に読めるようになるかというと、「グループ分けをする」という方法です。
文章を段落に分けるのと同じ感じです。音楽はフレーズ(まとまり)が繰り返されていることが多いです。繰り返すことで曲の特徴を印象付けたいからです。
まず楽譜全体を眺めてみて、同じところはないかな?似たところはないかな?と探してチェックしておきましょう。同じところがあればその部分は読まなくても良いので、他の違うところを読めば良いですし、似たところがあれば元のフレーズを参考にして読めば良いので、時短にもなり楽になります。これは「曲の構成を知る」という、楽器を演奏する上で大切な作業です。
学校の国語の授業で文章の段落ごとに数字や記号を付ける作業をしたり、登場人物や作者の心情を考えたりしませんか?音楽も文章と同じです。段落ごとに分けたり、作曲者の気持ちや、題名や調性、曲の雰囲気などからどんな情景なのかを考えて演奏することは重要です。
音楽は国語、算数、社会…他の教科ともつながっています。ピアノを習うお子さんたち、実際に弾く練習だけでなく、学校の勉強もしっかり学んでくださいね😊
コメント